3月の観たもの読んだもの

【観たもの】

劇団四季 ミュージカル「アナと雪の女王」@劇団四季 春

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劇団四季、小学生の頃に「ライオンキング」「美女と野獣」を見に行ったきりなのでもう20年ぶり?かもしれない。演目もアナ雪だし平日というのもあってか小さい子連れのご家族が多い印象でした。私が今ミュージカルとか好きなのも小さいときに親に連れて行ってもらったミュージカルの【非日常なわくわく感】が原体験なのかな…。

 

春の劇場は舞台自体はそんなに広くないけれどプロジェクションマッピングとかがふんだんに使われていて実際の広さ以上の広がりを感じたし、魔法とプロジェクションマッピングの相性が抜群でした!いまだにラストシーンのあれはどうなってるのかわからない。

ディズニーのアナ雪とほぼ歌は同じなんだけど歌詞が少し違ったりオリジナルの歌もあって詳しい人にそのあたり解説してほしいです。

有休をとってゆったり楽しむはずが舞台の前後に近くのカフェで業務をしなくちゃいけなかったのが最大のがっかりポイント。特に舞台のあとはゆっくり余韻に浸りたいので今後控えている2件の観劇は休みを死守します。

 

冬のライオン @東京芸術劇場

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KinKiKidsのブンブブーンを見ていたら葵わかなちゃんと浅利陽介さんが告知で出ていて、調べたらチケット取れたので久しぶりのストレートプレイの舞台を見てきました。(舞台の告知がちゃんと告知になることってあるんですね…勝手に、告知で出るころにはすでにチケットSold outしているイメージでした。ジャニーズだけかな?笑)

 

ヘンリー2世と王妃、その3人の息子を取り巻くクリスマスの物語なのですが権力が絡むと愛情や人間関係ってあんなにも複雑になってしまうのか…。権力者にはなりたくないな(なれない)。

中世ヨーロッパ史は高校で早々にあきらめてしまったのですがこのあたりの歴史を知っているとより面白いんだろうなと思いながら見ていました。何事も最大限楽しむには知識が基礎に必要と年々感じている。

佐々木蔵之介と高畑順子さんのセリフ量に圧倒されました。絶対に舌戦で負けるから味方なら最強の上司だけど一度嫌われたら終わるな…。個人的なMVPは浅利さん。どうしようもない三男感が最高。

 

3月は仕事で死んでた割に舞台を2つも見れていたので何とか精神バランスを保てました。ありがとう、エンタメ。

 

【読んだもの】

思考の整理学

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これもテレビで紹介されていて、確か前に買ったまま積読になってるなと思って実家から引っ張り出してきました。テレビの影響をしっかりと受けていて笑ってしまった。

(本書でも「積読」は思考の整理方法の古典的な手法であると言っているのでいいのです。笑)

 

30年以上前の本ですが、内容は全く古くなっていないどころか今の情報過多の時代にこそどういう風に情報を整理して自分の考えまで落とし込んでいくのかが必要とされているよなと思いました。どうしても「○○が△△で言っていた」「□□で見た」というのが自分の考えかのようになってしまうことが最近本当に多いな、と感じていたのでこのタイミングで読めてよかったな。1つ1つの章は短いので通勤中に読み進めるのにもぴったりでした。

コンピューターという知識を「記録」するだけなら人間を圧倒的に凌駕するものが表れて、だからこそこれからの人間はその知識をもとに創造的思考をもっていかなければならない、という章があるのですが、これって数年前に「AI」が一般化してきたときにもまさに同じことが言われていたな、と思ったり…

ではその「創造的」になるにはどうしたらよいのかというと話を脱線させてセレンディピティをもたらしたり、違う分野の人と話すことだったり大げさなことではなくて日々の意識でできることもたくさんあるなと感じました。

 

今月は本当に本が読み進められなくてこのブログを書くぞ、という目標がなかったらあきらめていたのでアウトプットの目標を作っておくのも大事だと痛感した3月でした。

気が付いたら2022年も四分の一終わってるとか本当に気が付きたくないのですが新年度になったので気持ちだけは新たに行きたいですね。